仕入れから販売までの中でかかる経費はこちらになります。
商品原価+国際送料+関税+メルカリ手数料+送料=原価
販売価格-原価=利益
ここでの問題は、輸入時の国際送料と関税の部分です。
その理由は、発注が完了しないとわからないからです。
上記で国際送料と、関税の具体的な計算方法を紹介しているのですが、確率を上げる事しかできず確定事項ではありません。
なので、予めそこは計算せずに、平均値で計算しておくと楽になります。
その平均値は、
国際送料3,000円・関税2,500円と仮定として計算する。
ただし、この平均値は1度の仕入れで15~20着の場合です。
その場合、1着当たりの費用は、以下のようになります。
5,500円÷15着の場合=367円
5,500円÷20着の場合=275円
※国内送料の目安は個人判断。(175円~700円までを目安にする。)
例えば原価500円の商品を15着仕入れて、1着3000円で販売した場合。
商品原価は1着当たり500円
国際送料を仕入れた数で割ると1着当たり200円
関税を仕入れた数で割ると1着当たり167円
3000円で販売した際、手数料は10%=300円
Tシャツを仕入れた場合は1着175円
商品原価(500円)+国際送料(200円)+関税(167円)+メルカリ手数料(300円10%)+送料(175円)=原価(1,342円)
販売価格(3000円)-原価(1,342円)=利益(1,658円)
全部で15着仕入れているので合計で、
売上(3,000円×15着)=45,000円
原価(1,342円×15着)=20,130円
利益(1,658円×15着)=24,870円
という計算になります。
なので多少、関税と国際手数料に誤差が生じてもあまり大きく影響されることはありません。
ただし、1着当たりの利益を200円などギリギリの商品を仕入れると赤字になってしまう可能性があるので注意しましょう。